テレビドラマで「ガリレオ」というドラマをご覧になったことがあるだろうか。福山雅治扮する
大学教授が殺人事件を次々に解決していくドラマ番組である。主人公の教授は工学部で
研究をしており科学的なトリックを使った殺人を科学的な検証実験により、その原理を解き
明かして解決するといった推理ものである。 犯人は毎回各々の専門分野の科学的なトリ
ックを使って犯罪を犯す。そこには私たちが知らない様な科学技術が盛り込まれている。
私がその中で一番興味をひいたのが第一話であった。
ドラマの内容を話す前に我々電磁波被害者の話をするが、被害者が体験している被害の中
で、知らないうちに身体に傷ができていたという被害は大変多いと思う。私もいくつかの傷を
つけられた。歯型のような赤みを帯びた傷、カッターで切ったような切り傷、それと一番不思
議だったのが腕のヒジのあたりについた直線状の3cmぐらいの傷で、血が一滴も出ず膿の
ようなもなが出てジュクジュクして痛い。そしてその部分に生えている毛がその膿のせいで
ヒジにへばりつき、剥がそうとするとパリパリといってまるで接着でもされたかのような感じで
痛いのである。このような傷は通常ではありえない何かレーザーメスのようなものが照射され
たのではないだろうかと思った。
最近インターネットのユーチューブで「ガリレオ」というドラマを見れるという事を知って見てみた
が、その第一話のトリックがそういった傷をつくる事ができるという証拠であるかのような内容
になっていたのである。
第一話の内容をかいつまんで紹介すると、ある町工場に勤務している工員(犯人)の家の近く
に川べりの公園があり、夜な夜な不良のような青年たちが数人でたむろして花火などして騒い
でいた。毎晩騒音をたてられていた工員の犯人は、どうにか撃退しようと思い、自分の専門分野
である溶接技術のレーザービームを使おうと思ったのである。
レーザービームは知っての通り光が収束した直線状の細い光線である。光なので鏡にあたれば
反射する。犯人は装置のある工場から不良のいる公園までの道筋に小さな反射鏡をいくつか設
置してレーザービームが不良に照射されるように導いたのである。ドラマの中では一人の不良の
頭にレーザービームがヒットして、頭部が焼かれ死にいたらしめられた。そしてこの事件の
解決のヒントは一人の少女の目撃証言であった。事件前の現場付近の道で空中に赤い糸が
走っているのを見たというのである。これはまぎれもなくレーザーの赤色の光線であった。
ドラマの中では赤いレーザー光線を犯人は、その軌跡の経路がうまく目的位置に導かれている
かどうかのチェックのために使ったのだ。赤いレーザー光線には殺傷能力はない。本番に使った
のは不可視の波長帯の電磁波ビームであった。不可視ならバレル事がないし殺傷能力のある波
長帯さらに高出力であれば人を殺害する事も可能であろう。
もしかしたら私たち被害者はこのような感じで被害を受けているという可能性がある。傷をつける
不可視の波長帯とはなにか、赤外線か紫外線かあるいはガンマ線か。それとも傷のでき具合
からして何種類もの電磁波を試しているともかんがえられる。事実何種類もの傷のつき方が
あるのだ。我々被害者の家の周りにもそのような鏡が設置されているのか、いや鏡でなくとも
光沢のあるちょっとした小さな金属板でもいいかもしれないし、ジュ-スの缶でも可能かもしれ
ない。とにかく迂回経路を通って家の一番厚みの薄い窓ガラスなどからレザーを進入させれば
いいのだ。またドラマの中では、不可視のレーザービームが鏡に当たる際に”バチン”という結構
大きな音をたてていたが、被害者宅でよく鳴るラップ音のようなものの正体はひょっとしたらこれ
なのかもしれない。部屋の中には金属類の物などたくさんあるのだから。
最後に私が一年前ぐらいに偶然カメラで写してしまった怪光線の写真を載せておく、画像の
加工など一切していない画像である。
