Eの会の車による街宣に今まで3回参加した。この活動は「オリュウのひとりごと」の
ホームページやブログで知られている被害者の又吉さんという方が主催している活動
である。街宣車はワンボックスのシルバー色でスピーカーと”集団ストーカー犯罪”
のロゴが入ったマグネット式の表示幕も貼ってある。周知内容の音声は大きなボリュ
ームで「創価学会による電磁波犯罪を決して許してはなりません!」と何百回も繰返さ
れる。行動範囲は都内で新宿、渋谷、池袋、秋葉原、神田、霞ヶ関、永田町、信濃町
、上野、両国など人の多そうな所を走っている。具体的な建物を目指して走る事もあ
る。例えば東京都庁、官庁街で法務省、財務省、経済産業省、東京高等裁判所、国土
通産省など、また朝鮮総連、創価学会本部、日中友好会館、警視庁、区役所、市役所
なども抗議を兼ねて回るのである。
車の街宣中は必ず警官が現れる。こちらを監視しているのだろうか。無表情でボーッと
突っ立っている。まるで人形のようだ。それとやたらとゾロ目ナンバーが多く現れる。
77-77、88-88、55-55など昔は見なかったナンバー車が街宣カーの前
を走っている。また、こちらを馬鹿にしたような語呂合わせのナンバーのタクシーも
街宣車の前を走っていた。”う46-53”というナンバー、つまり”ウシロノゴミ”
とでも言いたいのだろう。この車は一日で2回違う場所に現れて前を走っていた。
あと通行人の反応は大体淡々としているひとが多いが中には睨む人、笑う人、手を振
る人などがたまにおり、何事かと怪訝そうな顔をする人もいた。

私は被害者になる前に一度だけ集スト被害者の街宣を見た事がある。駅前で被害を訴
えているようであった。そのときは何事かと思ったが一つだけ気になる言葉があった。
「創価学会はオーム真理教より恐ろしい集団です!」というもので、当時はなぜそうなの
だろうと思ったが、その事がずっと心にこびりついていた。現在はまさにその意味がわ
かったという実感しきりである。
安倍総理は経済建て直しに3本の矢を放つと言っている。集スト問題も段階を踏んで解
決していかなければならないだろう。街宣はまさにその一本目の矢であり土台作りであ
る。聴衆者はこう思うだろう。「電磁波とは何のことだかよく分からないが、創価学会
は何かオームのような事をやっているに違いない。」と。
主催の又吉さんは年配のご婦人であるが活動に意欲的であり、バイタリティーである。
しかし街宣車に女性だけ乗っていると車の近くに寄って来て威嚇してくる人間がいて怖
いと言う。よって男性が車の前に二人乗っている方が良いそうで私もただ乗っているだ
けで役にたっていると言われる。恐縮である。
この街宣によって自分が集ストに合っているのではないかと自覚する人もいるかもしれ
ない。早く多くの人間がこの犯罪を認知して僕滅に取り組まなければ取り返しのつかな
いことになるだろう。町のひとりひとりに街宣音が届いている事を祈るばかりである。